自然農食みやぎのブログ

NPO法人自然農食みやぎのブログです。日々の活動や農作業の様子をお伝えしていきます。

映画「よみがえりのレシピ」を観てきました!

 だだちゃ豆などの在来野菜の権威で、山形大学農学部 故 青葉 高 教授が「在来野菜は生きた文化財」と
言われたそうですが、今回の映画はまさにそのような内容でした。

 在来種の野菜は、今までその地域でしか育たないことや、病気にも弱く、又、採れた物が不揃いで消費者のニーズに合わず収入源にならなかった理由などで廃れてきました。

 昨日の映画で特に感動したのは、鶴岡市の度会さんというお婆ちゃんが藤沢かぶを絶やさないようにと、庭の小さなスペースで何年もかけて栽培してきた蕪の種を後藤勝利・清子さん夫妻が譲り受け、杉林の急な斜面で伐採後、焼畑にして(勿論肥料はなし)から種を蒔いて収穫し、漬物を孫と一緒に食べている様子でした。

藤沢かぶ hujisawakabu

 又、鶴岡市のイタリアン料理「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフが、在来種の藤沢かぶ(鶴岡市)、金谷ゴボウ(上山市)、外内島きゅうり(鶴岡市)、甚五ヱ門芋(真室川市)、白山だだちゃ豆(鶴岡市)、雪菜(米沢市)、赤根ほうれん草(山形市風間市)、春のウドをそれぞれが持っている苦味・旨味などを山形で捕れた新鮮な魚介類や地元の牛肉などと巧みにコラボレーションして見事に調理し、かぶを食べた後藤勝利さんが、
「えっ、これが俺のかぶ?」と言ったエピソードも交えて紹介しているのも印象でした。

 野菜が持っている独特の素材を調理方法により上手く引き出されされ、地域のみならず他方面からもわざわざ
食べに来る人が増えて来ており、地域の活性化に期待していると紹介していました。

 私達「自然農食みやぎ」も在来種までとは言いませんが、F1種では無く、せめて翌年の種を採ることを
視野に入れ、自分で栽培した野菜の調理方法も仲間に伝承するべく行動して行かなければ!と思った次第です。

 因みに上映は、フォーラム仙台(木町通り)で4月26日(金)までとなっています。
                                              長谷川 記
 
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